映画・映像を通して被爆体験の継承を目的とした映画祭の紹介


by eigasai2008

「被爆者の声をうけつぐ映画祭2017」上映作品紹介(7月15日上映作品)

「被爆者の声をうけつぐ映画祭2017」上映作品紹介(7月15日上映作品)

7月15 日(土)  会場:武蔵大学江古田キャンパス 1号館地下 1002シアター教室

プログラム① 10:00~
「広島長崎における原子爆弾の影響 長崎編」
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ドキュメンタリー/モノクロ/1946 年/84 分
監修:G H Q
製作:米国戦略爆撃調査団
(実際の製作は日本映画社)
日本映画社が企画し、文部省学術調査団長仁科芳雄博士の指導の下に、長崎は9 月24 日より撮影開始。11 月にGHQ による撮影中止命令、撮影したフィルムを米軍が没収。来日した米戦略爆弾調査団に、日映スタッフが作品にまとめることを提案し、受け入れられる。それによって長崎未撮影部分の撮影が可能となり、被爆の生々しい惨状が今に伝わる。
完全版で上映。


「広島原爆 魂の撮影メモ ~映画カメラマン 鈴木喜代治の記した広島」
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ドキュメンタリー/ カラー/ 2016 年/29 分
製作・監督:能勢 広
1945 年、日本映画社スタッフとして、被爆直後の広島の惨状を撮影した、カメラマン鈴木喜代治は撮影メモを書き残していた。そこにはカメラワークを含む精細なスケッチが含まれていた。そのメモを鈴木の孫である能勢監督が、被爆後の記録や現在の広島の映像と重ね組み合わせて、静かなピアノ演奏にのせて紹介した短編。


プログラム② 13:00~
「人間であるために」
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劇映画/ モノクロ/1974 年/100 分
監督:高木 一 臣
製作:新映画協会
東京原爆裁判を題材に、実在の弁護士を名優 伊藤雄之助と中野誠也が演じた作品。俳優座の役者たちが脇を固める。岡本弁護士は、被爆者とともに原爆投下の国際法違反と損害賠償を求め、政府を訴える。放置された被爆者たちの苦悩をよそに訴訟は敗訴となるが、“原爆投下は国際法に違反”との判決を得た。しかし人々の無関心は変わらない。無数の人々が行き交う交差点で、岡本は「水爆が落ちるぞ!」と叫び歩く。


プログラム③ 16:00~
「不毛の地」
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ドキュメンタリー/ カラー/2012 年/ ロシア/34 分
監督:ゲンナジ・シャバリン
製作:オレグ・ボドロフ
ロシアのウラル地方にあるマヤーク核コンビナートは、原発や原子力潜水艦などの使用済み核燃料の再処理を行う。そこから出される放射性廃棄物は、長年にわたって近隣の湖や河川に垂れ流されてきた。流域の汚染は桁外れ。住民の健康被害は目を覆うほどである。被害住民が苦悩の果てに、ソ連時代から極秘にされてきた核施設のずさんな管理実態を告発する衝撃の作品。


「ハンヒキヴィ・ワン」
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ドキュメンタリー/ カラー/2014 年/ ロシア/29 分
監督:ゲンナジ・シャバリン
製作:オレグ・ボドロフ
フィンランドのハンヒキヴィ半島に、ロシアが投資する原発ハンヒキヴィ・ワン計画が浮上する。建設予定地域に家族と住むハンナは、反対運動に立ち上がる。しかし政府と議会は建設を推進。建設予定の原発の核燃料は、ロシアのマヤーク核コンビナートで再処理されたもので、ウラル地方の汚染被害はさらに拡大するという。その実態を告発する環境保護団体のナターシャは国外追放となる。


プログラム④ 18:30~
「飯舘村の母ちゃんたち 土とともに」
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ドキュメンタリー/ カラー/2016 年/95 分
監督・撮影:古居 みずえ
編集:土屋 トカチ
製作:映画「飯舘村の母ちゃん」制作支援の会
福島第一原発事故により、飯舘村の人たちは全村避難となった。菅野榮子さん、菅野芳子さんという二人の女性を中心に避難所での生活を追う。避難所でも畑を借り、農作物や植木を育て、お互いに冗談を言い合いながら、たくましく生き抜いている母ちゃんたち。その奥底には失われた故郷への思いが・・・。5 年の歳月をかけてじっくりと撮影し続け、力強く生きる女性たちの姿をとらえた。
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by eigasai2008 | 2017-05-09 15:21 | 映画祭2017について