映画・映像を通して被爆体験の継承を目的とした映画祭の紹介


by eigasai2008

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おかげさまをもちまして、2013年度も「被爆者の声を受け継ぐ映画祭」を開催できることとなりました。これもご支援・ご声援をくださる来場者の皆様方のお力添えによるものであり、この場を借りて御礼申し上げます。

今年度は7月6日(土)と7日(日)の2日間の開催となります。
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チケット料金、会場、上映予定作品などの詳細は、下記のリンクからもご覧いただけます。

上映プログラム

入場料金など

会場へのアクセス

今年度も皆様と会場にてお会いできることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
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by eigasai2008 | 2013-07-07 23:59 | 映画祭2013について
2013年7月6日(土)
13:15~ オープニング・セレモニー
13:30~16:00

「はだしのゲン (第一部)」
中沢啓治・三國連太郎 追悼上映
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(1976年 劇映画 107分 監督:山田典吾)
2012年末に73歳で亡くなった作家・中沢啓治による、自らの被爆体験に基づいた漫画の、最初の映像化作品。被爆直後のシーンは、東京湾の埋立地・夢の島で撮影された。原爆で父と姉と弟を失ったゲンが、母と生まれたばかりの妹を支えて生きる姿には、原爆への怒りと、そしてそれに負けない強さとが溢れている。ゲンの父を三國連太郎が、母を左幸子が演じる。
※カルロビバリ映画祭監督賞
お話:石子順(映画評論家)

17:30~20:00
「はだしのゲンが見たヒロシマ」
中沢啓治 追悼上映
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(C)2011 シグロ/トモコーポレーション
(2011年 ドキュメンタリー 77分 監督:石田優子)
漫画家の中沢啓治が、自らの体験をもとに、漫画『はだしのゲン』を描くに至る経緯と想いについて語ったドキュメンタリー作品。1945年8月6日の広島で、中沢自身は被爆しながらも奇跡的に一命をとりとめたが、父と姉弟を失い、やがて妹や母も亡くすことになる。その生々しい被爆体験と創作にかけた半生が、広島市内の思い出の土地や、貴重な原画を交えながら語られる。
※第17回平和・協同ジャーナリスト基金 審査員特別賞、ビバリーヒルズ映画祭長編ドキュメンタリー部門グランプリ
お話:石田優子(監督)
 ※(追記)石田監督に加えて、「はだしのゲンが見たヒロシマ」の企画者で、作品中では中沢さんの聞き手役をつとめられている、渡部朋子さんにもご来場いただけることになりました。当日は石田監督と渡部さん、お二人にお話をいただけます。大変貴重な機会になりますので、皆さまぜひご参加ください。

2013年7月7日(日)
10:30~12:30
「放射線を浴びたX年後」
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(2012年 ドキュメンタリー 83分 監督:伊東英朗)
1954年のビキニ水爆実験。その海で、多くの日本のマグロ漁船が操業していた。にもかかわらず、第五福龍丸以外の「被ばく」は闇に葬られた。1985年、その事実に光をあてたのは、高知の教師や高校生たちの調査活動だった。その足跡をたどった南海放送のディレクターは、長期取材のなかで船員たちの衝撃的なその後と、機密文書にたどり着く。そこには、深刻な核汚染の記録があった。
※2012年度キネマ旬報ベストテン 文化映画部門 第8位、第30回(2012年度)日本映画復興会議 奨励賞

お話:伊東英朗(監督)

14:00~16:30(2作品同時上映)
 ※当ブログの開始時間表記に誤りがありましたので修正しました。正しい開始時間は14時です。ご注意ください。
①「真実はどこに? ―WHOとIAEA 放射能汚染をめぐって―」
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(2004年 ドキュメンタリー スイス 51分 監督:ウラディミール・チェルトコフ)
2001年、ウクライナの首都キエフでの国際会議に、WHO(世界保健機関)やIAEA(国際原子力機関)の医師・学者たちが集まり、チェルノブイリ原発事故の健康被害について議論する。多くの医師や学者たちは、子どもたちの症状は放射能とは無関係と主張する。これに対し、現地で様々な病気を診てきた医師たちは反論する。また、子どもたちの証言も衝撃的。

②「フクシマの嘘」
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(2012年 ドキュメンタリー 30分 監督:ヨハネス・ハーノ)
3.11から1年を経て、このドキュメントは過去にさかのぼっていく。原発設計者・保安点検者・元福島県知事など、原子力ムラ内部の告発者たちは、いかなる報復を受けてきたのか。原発事故の後、その原子力ムラはどうなっているのか。そして今、「原発を日本で稼働させるだけの心構えがあるのか」という、東電への追及に対する災害対策責任者の反応は?
お話:小倉志郎(元原発技術者)

18:00~20:45(2作品同時上映)
①「ある同姓同名者からの手紙」
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(1992年 ドキュメンタリー 48分 監督:金高謙二)
ある日突然、見ず知らずの人物から手紙が届く。手紙を受け取ったのは、『あしたが消える -どうして原発?-』の金高謙二監督。差出人は、長崎の原爆で家族を奪われた、同姓同名の金高謙二さん。この手紙をきっかけに映画は製作される。金高監督は金高さんと共に、自分の過去を遡るかのように、半世紀前の被爆体験を辿っていく。偶然の出会いから、知られざる悲惨な被爆体験を、自身の問題として捉え直そうとした真摯な試みの記録。
※毎日映画コンクール・記録文化映画賞
お話:金高謙二(監督)

②「もうひとつのヒロシマ アリランの歌」
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(1987年 ドキュメンタリー 58分 監督:朴壽南)
軍都・広島には、日本によって植民地支配されていた朝鮮半島からやってきた人々が、原爆投下当時も数多く住んでいた。彼らはなぜ日本へ渡り、どのような生活を送り、そしてどのような被爆体験をして、ある者は今まで生き延びてきたのか。ジャーナリスト出身の監督が、多くの調査と取材の成果をまとめあげ、知られざる「もうひとつのヒロシマ」を明らかにしたドキュメンタリー。
※山形国際ドキュメンタリー映画祭2005 特別招待作品
 ※(追記)「もうひとつのヒロシマ アリランの歌」の監督・朴壽南さんにもご来場いただけることになりました。これに伴い「もうひとつのヒロシマ」上映後にもお話をいただけます。終了時刻がやや遅くなりますが、お時間のある方はぜひお付き合いください。
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by eigasai2008 | 2013-07-07 12:00
 当映画祭は明治大学の施設にて開催されます。そのため会場の内外を問わず、他の団体による署名・募金・チラシ配布・周辺での呼びかけなどの活動は禁止されております。会場使用上のルールとなりますので、あしからずご了承ください。
 なお、開催中に配布するプログラムとアンケートへの各種チラシの折り込みは可能ですが、上映作品に関するもの以外は一週間前までにご連絡の上、初日の午前中に行う折り込み作業や、終了後のバラシ作業に人手を出していただけることが条件となります。また、チラシの管理上、途中からの折り込みや、締切を過ぎてからのお申込みはお受けできませんので、こちらもご承知おきください。

(連絡先)
ウイング・コア 03-3232-7867 (FAX)03-3205-8958
Mail:eigasai★gmail.com
※上記アドレスの★を@に変えてご連絡下さい。
 ほか、お知り合いの実行委員へご連絡いただいても構いません。
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by eigasai2008 | 2013-07-05 23:59 | 映画祭2013について